湘南港のヒイラギを美味しく食べるの巻
2023年2月27日午前
場所:江の島 湘南港
天気:晴
潮 :小潮
満潮と干潮の時間を入力すると、下げ7分、上げ3分の時間が
分かるExcelシートを作成してみました。
要件は以下の通りです。
満潮から干潮、ないしは干潮から満潮への潮の変異に要する時間を
算出し、その3割を経過した時間が時合となるはず。
満潮からは下げ7分、干潮からは上げ3分となる。
(これが正解かどうかは不明)
時間を分に換算して計算し、最後に時間に換算し直す。
計算結果の10進法の時間を「時分」に変換する。
例えばA1のセルの数値を「時分」変換する場合は、
=TEXT(A1/24,"[h]時m分")となります。
今日は、この計算に従い、下げ7分の時合に爆釣を目指します。
風もなく、穏やかで、最高の釣り日和です。
集中するため、写真はとらないようにしました。
釣り人の数はまばらで、けっこう空いてるスペースがあったので、
仕掛けを準備し、時合通りに釣りをしようとしたところ、
目の前の海面から何かが出てきました。
海鵜のようです。仕掛けを持ったまま立ち尽くしていると、
後ろにいた見学の方から「なにしてるの」と突っ込みあり。
状況を説明しましたが、「大丈夫だよ」とのこと。
そんな適当な助言には耳を貸し出せません。
釣れた魚を海鵜と取り合うのはいやです。
海鵜は潜る度に魚をくわえて、水面に現れます。
かなりの手練れです。魚影も濃そうです。
そうです時合なのです。
きらきら光っている魚は何でしょうか。
湘南港ではうるめ鰯が釣れているので、うるめ鰯かもしれません。
または安定した出演回数のヒイラギかもしれません。
しばらく、海鵜の狩りを見学後、10分後に仕掛けを投入
当然のことですが、海鵜のおかげでお魚は退散してるようです。
潮は澄んでいて、仕掛けが良く見えています。丸見えです。
しばらくまったりした時間が過ぎていきます。
とりあえず、お魚さんに戻っていただくために、
コマセを少しずつ撒きます。
何かの稚魚の群れが通り過ぎます。
やがて、黒っぽい魚の群れが現れました。
たくさんいるのに針がかりしません。
何者かを確かめるために、凍ったコマセのかけらを海面に落とすと、
浮き上がってきました。いつもの草フグです。
海中にいるときは、割とスマートにみえます。
彼らには針がよーく見えているようで、針をよけて
コマセを食べています。
そんなこんなで遊んでいる内に時合から30分が経過しました。
こうなったら、フグを釣ろうと、プラかごとウキをはずし、
トリック仕掛けをコマセに同調させて、草フグを仕留めることにしました。
メール着信があったので、置き竿にしてスマホをみていると、
グングンとあたりがーー、
スマホをポケットに戻し、竿を持つとお魚は既に脱出
見学の方が「今日初めての当たりだったのに、ダメじゃない」
的なことをおっしゃります。急なご指摘。
「以後気を付けます。ありがとうございます。」と
お礼をしました。
海面をみると、若干のにごりが出て来ています。
そうです来てます。
トリック仕掛けを底まで落として、アタリを待ちます。
かかりました。
上がって来たのは、ヒイラギでした。
湘南港の一大勢力です。
ヒイラギは群れていることが多いので、
即座に仕掛けを落とします。
想像通り、アタリが来ました。
それから、20分間入れ食いとなりました。
極小ヒイラギはリリースし、12匹をキープし撤収です。
時合からちょうど1時間の釣り、海鵜、草フグ、見学の方、
ヒイラギと、盛りだくさんな内容になりました。
本日の仕掛けは
ウキ止め、しもり玉、8号ウキ、からまん棒、プラかご、
トリック3号後トリック5号
竿2.4m、道糸2号
本日の餌は、アミコマセブロック ハーフ、オキアミ SM混合
本日の釣果は
ヒイラギ 12匹
下処理をしました。
(頭を落とし、ハラワタを抜きました。)
小麦粉を振って唐揚げ準備
(小麦粉をかけ過ぎちまったー)
2度揚げ
ヒイラギ アゲアゲバターの完成
(1コインワイン)
スイートチリソースをかける予定でしたが、
在庫切れでした。
翌日、軽く塩を振っておいたヒイラギを酒蒸しにします。
皿に並べ、小さじ一杯の日本酒をヒイラギに廻し掛けします。
ラップでふたをして、レンチン
ヒイラギのお手軽酒蒸しの完成です。
合わせるのは桃川のねぶた淡麗純米酒です。
酒蒸しの酒も同じ酒です。
ヒイラギは身離れが良く、日本酒との相性は完璧です。
淡泊ですが、ほんのり脂ものっていていて、美味です。
多分、ヒイラギの料理ではこれが一番です。
(今のところ)